今年は夏の星空写真を撮りたいぞ!
しかし、どうやって撮ればいいんだっけ?
そういえば冬に星空写真を撮ってたわ。
そのときの写真を引っ張りだして星空の撮影方法をまとめておこう。
コレさえ読めば「夏の大三角」バッチリ激写出来るハズ。
目次
撮影日と時間
2015年1月3日 21時〜22時
寒い日でした。空気は澄んでいて撮影には向いていました。
星空撮影の基本
「星・月・夜空の撮影術」で大事そうなコトを抜粋します。
- 絞り:F2.8・・・絞りは開放ないし1段絞る/明るいレンズが圧倒的に有利
- シャッター速度:30秒・・・広角レンズを使ったとときに星を点で見せる限界露出時間
- ISO:1600・・・明るさの調整は、原則的にこのISOの数値を変えることで行う。それより微妙な露出時間は、シャッター速度で微調整する。
星空撮影するには広角レンズが良い(空を広くたくさんの星を写せるから)。また明るいレンズが有利でF値は2.8以下が良いとのこと。
そんなレンズあるかなー。
ちょうどありました。
CANONパンケーキレンズ「EF-S24mm F2.8 STM」です。持ってて良かった。これを使おう。
撮影道具
こちらの機材で撮影に臨みました。
- 一眼レフカメラ EOS Kiss X7i
- 広角パンケーキレンズ EF-S24mm F2.8 STM
- リモートスイッチ CANON RS-60E3
- 三脚 シェルパ Velbon Sherpa 803RD
撮影場所
撮影場所は、自然観察公園の駐車場です。
夜間駐車場が開放されていて、余計な灯りもなく、静かな場所なので星空撮影に最適です。
撮影写真
いくつかのパターンで撮影してみました。
rawで撮影してLightroomで多少補正しています。
レンズ:EF-S24mm F2.8 STM
- F2.8+ISO100
- F5.0+ISO変化
- F5.6+ISO100
レンズ:EF-S18-135 f/3.5-5.6 IS STM)
- F5.6+ISO100
F2.8+ISO100
▼露出時間30.0秒、F2.8、ISO100、焦点距離24mm。オリオン座がキレイに写ってます。
▼露出時間61.0秒、F2.8、ISO100、焦点距離24mm。露出時間が長すぎました。オリオン座が線形になびいています。
F2.8+ISO変化
▼露出時間62.0秒、F5.0、ISO100、焦点距離24mm。
▼露出時間16.0秒、F5.0、ISO1600、焦点距離24mm。
▼露出時間3.4秒、F5.0、ISO1600、焦点距離24mm。
▼露出時間2.6秒、F5.0、ISO6400、焦点距離24mm。
▼露出時間2.2秒、F5.0、ISO12800、焦点距離24mm。
F5.6+ISO100
▼露出時間11.0秒、F5.0、ISO100、焦点距離24mm。
▼露出時間31.0秒、F5.0、ISO100、焦点距離24mm。
▼露出時間41.0秒、F5.0、ISO100、焦点距離24mm。
▼露出時間30.0秒、F5.0、ISO100、焦点距離24mm。
▼露出時間91.0秒、F5.0、ISO100、焦点距離24mm。
▼露出時間181.0秒、F5.0、ISO100、焦点距離24mm。
F5.6+ISO100(EF-S18mm-135mm)
24mmよりも広角で撮影してみたくなり急遽レンズ交換。さすが18mm。24mmよりも広い範囲が写りました。
▼露出時間54.0秒、F5.6、ISO100、焦点距離18mm。
まとめ
撮影してみてのまとめです。
まず撮影時間。
広角レンズは望遠レンズに比べると長時間撮影に向いています。広い範囲を写すため一定時間内に写真内で動く距離が小さいからです。とは言え30秒を超えるのはNG。60秒だと点ではなく線になっちゃいます。
24mmのレンズなら撮影時間は30秒以内を守りましょう。
次にISO感度。
ISOは3200以上だと増感しすぎて明るくなっちゃいます。また小さな光の写真まで写り込んできて星空写真がゴチャゴチャしちゃいますね。意図的にたくさんの写真を含めたい場合はいいのかもしれませんが、明るい星座だけを写しこみたいときは、小さな写真はジャマです。
ISOは1600までにしておくのが良さそうです。
最後に絞り。
絞りは・・・正直よく分かりませんでした汗。
F2.8の写真も良い感じだし、F5.6でも良い写真があります。
絞りは・・・F2.8〜F5.6くらいでいいハズ。好きに試してみよう!
とゆーわけで
冬の星空写真の撮り方をまとめてみました。
この記事を夏の星空撮影にうまく活かしたいと思います。
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